後回しグセが解消した問書による付箋書道
こんにちは。
問書マスタートレーナーの草刈正年です。
起業して自由な道を歩んでいたとしても、迷いはつきもの。
いや、自由な道が故に、迷いは普通の道より多い道ですよね。
そんな中で、自分で意思を持ち、迷いを超えて、
自分で決めていくことで、仕事も人生も動き出し、想いが実現していきます。
迷いを決断に変える1つの方法として、アート思考を使ったコーチング『問書』というものを伝えています。
例えば先日やったのが、こちら。
「後回しグセがあって仕事がたまっている。もっとすばやく仕事をできるようになりたい」
そんな課題を持った方が、問書に取り組みました。
問書は、意味づけ、見立て、紐付けという力で、それを書道を使い、アート思考を使いながらやっていくものです。
何気なく直感で書いた書道に、自分がその課題を乗り越えて、決めて、望みを実現するヒントと道標ができます。
今回はグループセッションで行いました。
書道を使ってやりますが、まったく書道の書き方もやり方も教えませんが、このように、ビフォーアフターで書道表現が驚くほど変わります。
そしてそれは何を意味するかと言うと、『意識』と『体の動き』が変わったという証明です。
書道は、体が動かないと書けません。
だから、今までと違う字を書けているということは、意識が変わり、体の動きが変わるから、その字を生み出せています。
なので、見えない意識の変化を、具現化して見て感じることができるのもこの特徴です。
そして、冒頭の課題を持っていた方。
最初はこんな字を書いていました。
そしてそこから、この字とこの書道表現は、今の自分の課題にどんなメッセージやヒントがあるかをアート思考を使って紐解いていきます。
すると、
「なんか前かがみで、この字はしっかり立ててない気がする」
アート思考を使うと、他人事のように、自分を投影したその書道の文字に、自分が自分に言いたいことを無意識に発言します。
人の無意識、そしてアートの力は本当にすごいです。
そして、しばらく書いていると、
「2画目までのカサの部分が、なんか頭を重くしていて、おもしろくない」
その人はそう言いだすと、
「そっか!もっと頭で考えることをおもしろくすればいいんだ!」といい出し、
こんな書道表現をしました。
この満面の笑みを見てください。
あっ、じゃなかった、、
この表現をみてください!!
今まで僕は、1000人以上の人の書の表現を見てきたけど、こんな表現はじめてみました。
そして彼女はこんなことを言い始めました。
「私のスケジュール、タスクには色がない」
「これからは付箋で色を付けます。仕事は赤、遊びは青みたいな感じで」
「そしたら気分がよくなるし、仕事しすぎていたら、遊びを入れる意識をするって感じでスケジュールを見直せる」
「あー!もうすでに楽しくなってきました!もうこの問題解決です♪」
1時間ちょっと自由な書道表現に向き合っただけで、自分の課題に対して、解決策を作り、行動レベルにまで落としこんだのです。
停滞してる陰に、隠れた自分の本当の望みがあります。
そして、言葉や意識でそれを紐解いていくのは意外と難しいのです。なぜなら潜在意識、無意識という領域の自分が迷いを作っているからです。
なので、そこにアートを使った、アート思考を入れていきます。
アート思考を使って、自分の無意識や潜在意識の言葉を再意味づけすることで、迷って動けなかった自分が、こうやって再び動き出します。
今の望みを知り、
今の課題を知り、
今の迷いを知り、
今の解決を作り、
今の決断を作り、
今の実行を作る。
それが自分でできるようになったら、マリオがスターを持った感じですよね^^
今、迷い、動きが止まってしまう課題があったら、直感で漢字一字を選んで書いてみてください。
その字は、今の自分を応援するために、何のために現れたと思いますか?
大きなヒントがそこにあります。
読んでいただきもありがとうございました。